ロレックス オイスターパーペチュアルの魅力とは?投資対象としての価値を解説

    2023.01.27

    高級時計として人気のロレックスですが、オイスターパーペチュアルは各モデルの原点とも言えるものです。特徴としては防水性がある、自動巻き機構である、比較的低価格での取引であるものの価値の下がりにくいモデルである、という点があります。この記事ではオイスターパーペチュアルについてほかのモデルと比較しながら解説していきます。

    ※金額は2022年8月執筆時点のもの

    オイスターパーペチュアルの魅力

    ロレックスの3大発明のうち、2つの機能性を兼ね備えたモデルとして1933年に発売が開始されました。オイスターは防水性、パーペチュアルは自動巻き機構といった特徴があることから「オイスターパーペチュアル」と名付けられています。

    また、製品名に「デイト」「デイトジャスト」というワードは入っていないため、日付表示のないモデルを意味しています。

    シンプルなデザイン

    オイスターパーペチュアルは「ロレックスの原点」と言われるモデルであり、昔から変わらないシンプルなデザインを引き継いでいます。

    「デイトジャスト」や「サブマリーナ」といったロレックスの中でも人気なモデルはエレガントなデザインで、汎用的に使用したい方にとっては手が付けにくいとも言えます。

    しかしオイスターパーペチュアルは、そのようなモデルと比べてシンプルで普遍的なデザインを貫いています。老若男女問わず、カジュアルに使えるフォルムが魅力です。

    サイズが豊富

    オイスターパーペチュアルはサイズも豊富に取り揃えており、メンズ、レディース両方に対応したサイズがあります。現行のモデルではサイズのバリエーションが豊富で、自分に合うサイズを選べるのが魅力です。

    用意されているケース径※1は28mm(レディースサイズ)、31mm(ボーイズサイズ※2)、34mm・36mm・41mm(メンズサイズ)の5パターン。

    腕時計はデザインもさることながら、サイズが合っていなければ魅力が半減されてしまいます。その点、自分に合ったサイズを選べるのもオイスターパーペチュアルの強みなのです。
    ※1 ケースの直径の意
    ※2 男女兼用サイズの意

    コストパフォーマンスが高い

    オイスターパーペチュアルは「デイトジャストの廉価版」と称され、価格が低いのも魅力ポイントです。しかし、低価格だからと言って性能は低いということではありません。

    他のモデルでは、「デイトジャスト 126200」の定価が804,100円~、「エクスプローラー 124270」の定価が793,100円です。対して同じ36mmのケースサイズの「オイスターパーペチュアル 126000」は、定価641,300円で手に入れることが可能です。比較してみると、オイスターパーペチュアルは価格パフォーマンスに優れていることが分かります。

    機能面はそれぞれ異なるため、完全に公平な比較はできません。しかし「最低限腕時計として機能が使えれば十分」という方には良コスパで購入できるモデルです。

    オイスターパーペチュアルの歴史

    オイスターパーペチュアルは他のモデルよりもシンプルさがあり、発売されてから今まで不変を貫いています。

    では、オイスターパーペチュアルはどのような歴史を歩んできたのか見ていきます。

    バブルバックの誕生

    オイスターパーペチュアルが発売されたのは1933年で、当時は裏蓋の厚みが泡のように膨らんで見えていたため「バブルバック」とも呼ばれています。

    バブルバックとは、1933年に世界で初めて完全防水性能を持つ自動巻腕時計として発売された「完全防水自動巻き腕時計」のことです。

    初期型はRef.2940、3131、5015などがリリースされ、搭載ムーブメントはCal.520(AR)や630NAなどでした。

    セミバブルの登場

    オイスターパーペチュアルは、1950年あたりからバブルバックのケース径を33~34mmに大きくした「セミバブル」が登場しました。ローターの厚みを抑え、裏蓋の膨らみを薄くしたモデルです。

    セミバブルはRef.6084や6103などが製造され、すべての製品にムーブメント「Cal.645」が搭載されていました。

    発売期間は1955年までの数年間のみ。装飾はインデックスを施さず、十字のクロスライン入りのシンプルな文字盤が特徴的です。リューズには「SUPER+OYSTER」の刻印があります。

    オイスター パーペチュアル デイトジャストの誕生

    1945年には「オイスターパーペチュアル デイトジャスト」が発売されました。午前0時になると瞬時にカレンダーが切り替わる「デイトジャスト機構」が初めて搭載された製品です。3大発明(防水性、自動巻き機構、デイトジャスト機構)すべてを搭載したモデルとして現在も製造・販売されています。

    オイスターパーペチュアルのシンプルなデザインと、デイトジャスト機構が備わった機能性の高い時計として、ロレックスの中でも人気を誇るものとなっています。

    オイスターパーペチュアルの選び方

    オイスターパーペチュアルは日付表示機能を持たないシンプルなデザインのイメージですが、実はバリエーションが豊富にあります。2020年には刷新が加えられ、デザインにもこだわれるようになりました。

    では、これから購入を検討されている方へ向けてオイスターパーペチュアルの選び方をご紹介します。

    サイズで選ぶ

    腕時計はデザインが重視されがちですが、サイズ選びも重要な項目です。デイトジャストと同様に、メンズサイズ・レディースサイズが用意されています。

    現行モデルでは、メンズサイズが34mm、36mm、41mm。レディースサイズが28mm、ボーイズサイズが31mm。なお、39mmは廃盤となっており、現在は現在製造されておりません。41mmは2020年に登場し、比較的新しいモデルとして販売されています。

    他のモデルに比べてサイズが豊富に揃っており、自分に似合うものを選べます。また、サイズによって細かなデザインの違いもあり、サイズとデザインを掛け合わせて選べるのも魅力です。

    文字盤のデザインで選ぶ

    文字盤のデザインの豊富さでいえばデイトジャストが一番かもしれませんが、オイスターパーペチュアルも過去のモデルを含めるとバリエーションは多彩です。

    ・代表的なデザイン
     ■オイスターパーペチュアル Ref.116000

    ■オイスターパーペチュアル Ref.116000

    引用元: GINZA RASIN ヤフー店

    ■ロレックス オイスターパーペチュアル エアキング 114200

    ■ロレックス オイスターパーペチュアル エアキング 114200

    引用元: GINZA RASIN

    文字盤そのものはシンプルさを維持しつつ、カラーやサンレイ仕上げ、夜行インデックスなど機能性も備わっています。

    シンプルさが失われないため、ビジネススーツやカジュアルな格好にもお似合いです。

    希少性で選ぶ

    昔の廃盤になったモデルを選ぶことで、最近のモデルにはないデザインを見つけることが可能です。過去には独特な切れ込み入りのベゼルやコンビモデルなどが販売されており、今のモデルにはないデザインも楽しめます。

    また、現在廃盤となっているオイスターパーペチュアルのデザインの中で「エアキング」は欠かせない存在です。現行ではスポーツロレックスとして展開されていますが、かつてはオイスターパーペチュアルより派生されたモデルでした。

    エアキングは文字盤に「Airking」とロゴが入っているだけで、機能面やシンプルさに変化はありません。しかし、「最古のペットネーム」としてファンの間では評価の高いモデルとなっています。

    オイスターパーペチュアルの最新モデルの特徴

    オイスターパーペチュアルは長い歴史の中で普遍的なデザインを貫き、今でもそのシンプルさが人気の要因です。

    しかし、時代が進む中でシンプルさをベースとしつつもさまざまなアレンジが強化されてきました。

    では、オイスターパーペチュアルの最新モデルはどのような特徴が備わっているのかご紹介します。

    多彩なダイヤルカラー

    オイスターパーペチュアルの最新モデルは多彩なダイヤルカラーが印象的です。

    カラーリングとして現在はシルバー、グリーン、ターコイズブルー、ブライトブルー、ブライトブラック、キャンディピンク、ピンクと7色のバリエーションがあります。中でも「ターコイズブルー」は1番人気で、老舗宝飾メゾンのティファニーでお馴染みのカラーであることから「ティファニー」と愛称がつくほど人気を誇ります。

    また、より鮮やかさやを追求した「ラッカー塗装仕上げ」がされており、高級感も際立たせたカラーリングも特徴です。

    クロマライトによる夜間発光

    現行モデルのオイスターパーペチュアルにはクロマライトによる「夜間発光機能」が備わっています。ロレックス社が自社開発した夜光塗料クロマライトで、発光持続時間はおよそ8時間にも及びます。

    ブルーに光るインデックスや針はよりオシャレでエレガントな印象を与えます。均等なインデックスの配置、暗闇での高い視認性など申し分ないデザインです。

    キャリバー 3230を搭載

    オイスターパーペチュアルの36mmと41mmの最新モデルには新型ムーブメントのCal.3230が搭載されています。

    これは2020年に発表された新しい技術で、ロレックス独自の「クロナジー エスケープメント技術」による精度向上、パワーリザーブの延長、耐衝撃性の向上など、前型のCal.3130よりもパワーアップしています。

    パワーリザーブは48時間から70時間に延長され、週末に時計を着用せずとも時刻合わせをする必要はありません。

    投資対象としてのオイスターパーペチュアル

    先述ではオイスターパーペチュアルの特徴や実用性などをご紹介してきましたが、投資対象としてはどうなのか気になりますよね。

    では、投資対象としての魅力についてご紹介します。

    価値が下がりにくい

    ロレックスはモデルによって生産量が一定であり、市場へ大量に出回ることがないため希少性が高く、基本的に価値が下がることはありません。

    これまで価値が下がった事例として、リーマンショックによる大幅な値下げは要因の1つでしょう。しかし、その値下がりも一時的なもので、価格は徐々に持ち直していきました。

    近年のコロナ禍においては異常なまでの値上がりを見せ、それが現在ではやや落ち着いてきてはいるものの依然として高い水準を維持しています。

    値段の高騰は他のモデルに比べ起こりにくい

    オイスターパーペチュアルは一部の文字盤を除いては値段の高騰が起こりにくいのも、投資対象としての魅力です。スポーツロレックスなどの他のモデルで金額がかなり高騰することもありますが、このモデルでは急な高騰の可能性は低く安定したものと言えます。

    また、廃盤になったモデルや特徴的なデザインのモデルといった希少性が高いものも、価値高騰する可能性があります。

    エアキングは文字盤に「Airking」のロゴがある33~34mmのモデルも依然根強い人気があるため、価値が落ちにくく現在は徐々に値上がりしている状況です。

    最新モデルは高騰している

    オイスターパーペチュアルの最新モデルの定価は50万~70万円程度ですが、近年はロレックスの人気が増してきており入手が難しい状況です。その影響から、製品の金額も高騰しており金額も定価より5倍ほど高くなっているものも。

    2020年9月に新作発表された「オイスターパーペチュアル・ターコイズブルー」はこれまでにないカラーリングで、他のモデルにはないカラーであることから人気が急上昇。品薄状況が続く事態になりました。このことからも、最新モデルの価格高騰が続いています。

    普段使いしたものでも、一定以上の金額で売却可能

    オイスターパーペチュアルはシンプルなデザインで使い勝手が良いことから、使用目的で購入するのにも適しています。そこで、普段使いしたオイスターパーペチュアルを売却する場合、やはり金額は落ちてしまうのか気になる方も多いと思います。

    オイスターパーペチュアルのモデル数は多くないのと、実使用目的で購入する方が多いことから大きな価値変動は起きづらい状況です。そのため、普段使い目的で使用しても価格が暴落するわけではなく、ある程度の売却価格を見込んで普段使いができます。普段使いしても価値が落ちにくいオイスターパーペチュアル。こんな魅力的なモデルは他にはあるのでしょうか。

    まとめ

    今回はオイスターパーペチュアルの特徴や投資対象での魅力についてご紹介してきました。オイスターパーペチュアルは長年同じデザインを受け継いでおり、実使用のしやすさから人気が衰えません。

    また、大きな価値変動もないことから、普段使いしていても価値が落ちないところが大きな魅力です。実使用のために購入し、高値で売却しやすいのはオイスターパーペチュアルならでは。

    今回の内容を参考に、ぜひオイスターパーペチュアルを購入してみてください。
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