ロレックス デイトナの新作モデルや投資対象としての魅力を解説

    2023.01.27

    高級腕時計であるロレックスの中で「コスモグラフ デイトナ」は圧倒的な人気を誇り、高いリセールバリューを期待できるモデルです。
    そのため投資目的としてデイトナは最適であり、今回お伝えするデイトナの「最新の相場情報」・「選び方の特徴」さえ間違えなければ、あなたも憧れのデイトナを身に着けながら高い資産価値を持つことができますよ。

    ※金額は2022年8月執筆時点のもの

    ロレックス デイトナの新作の種類

    デイトナはロレックスの中で唯一「クロノグラフ」が搭載されているモデルとして1963年に登場しました。正式名称は「オイスターパーペチュアル・コスモグラフ・デイトナ」で、宇宙への挑戦、スピードへの挑戦という意味が込められています。

    現在ロレックス正規店で購入しようとしても品切れ状態が続いており、入手困難になるほど希少です。そのため査定額が高くつきやすく、喉から手が出るほどほしい方も多いはずです。

    そして、最新の116500LNは歴代の中でもスペックは同等ですが、デザインが大きく変わります。ベゼルによってブラックの範囲が大きくなり、よりスポーティーな仕上りも魅力です。

    デイトナの新作は「素材」「ベゼル」「ブレスレット」「ダイアル」「インデックス」と5つの要素で分かれています。

    ロレックス デイトナを素材で選ぶ

    先述しましたが、デイトナの新作は5つの要素で分かれています。今回は、その中でも素材別にどのような違いがあるのかを説明します。

    オイスタースチール

    オイスタースチールは、発売当初からステンレススチールとしてラインアップされている素材です。あらゆる環境下でも機能させ、美しさを保つために使用しています。

    最新モデルにはオイスタースチールが使われており、通常のステンレスに比べて高い防水性、機密性、耐蝕性があるのが特徴。オイスタースチールは主に航空宇宙、化学産業で使われる特殊な素材として活躍しています。

    オイスタースチール&ゴールド

    オイスタースチール&ゴールドは、ステンレススチールとイエローゴールドが組み合わされて作られた素材で、1988年に製造された「Ref.16523」からラインアップされました。

    デザイン面としては、ベゼル、リュウズ、クロノグラフボタン、ブレスレットのセンター駒がイエローゴールド仕様。シェル文字盤やダイヤモンドをあしらった文字盤などバリエーションは豊富で、耐久性や研磨性を追求しつつ、ゴージャス感をも出せる素材です。

    イエローゴールド

    ロレックス「コスモグラフ デイトナ 116508」

    ロレックス「コスモグラフ デイトナ 116508」

    引用元: ロレックス コスモグラフ デイトナ ウォッチ: 18 ct イエローゴールド - M116508-0015

    イエローゴールドは、ステンレススチールと同様にデイトナ発売当初からラインアップされている素材です。デイトナの最上位モデルとして、圧倒的なステータスを感じられます。

    イエローゴールドのみグリーンの文字盤が追加され、ロレックスのコーポレートカラーでもあることから人気が高く高値で取引されています。

    ピンクゴールド

    ピンクゴールドは、2008年頃にラインアップされた素材で、イエローゴールドよりも銅の割合が多いのが特徴です。純金の割合は75%ですが、残り25%の中で銀よりも銅が多いため、ピンクゴールドという独特なカラーリングが誕生しています。

    従来のピンクゴールドにプラチナを少量混ぜることで劣化しにくいのが強み。ピンクゴールド文字盤、ブラウン文字盤、アイボリー文字盤など専用色があるのも特徴です。

    ホワイトゴールド

    ロレックス「コスモグラフ デイトナ 116509」

    ロレックス「コスモグラフ デイトナ 116509」

    引用元: ロレックス コスモグラフ デイトナ ウォッチ: 18 ct ホワイトゴールド - M116509-0071

    ホワイトゴールドは、デイトナ初のレザーストラップモデルとして1996年製造の「Ref.16518」からラインアップされた素材です。2004年にはケース、ブレスレットもホワイトゴールド仕様の「Ref.116509」が登場しました。

    パッと見ただけではステンレススチールとの区別がつきにくいため、ホワイトゴールド専用の文字盤がラインアップされています。ブルー、グレー×ブラック文字盤が現行モデルの専用色です。

    プラチナ

    プラチナは現在最も価値が高く、2013年にデイトナ誕生50周年を記念して誕生したデイトナ初のモデルです。プラチナ素材専用でアイスブルー文字盤、ブラウンのセラクロム製ベゼル、インダイアルのフチが特徴。

    プラチナは密度が高く重い金属であるため、耐蝕性や柔軟性に優れた希少な素材です。加工や研磨が困難であるため、最高級のモデルに使われています。

    デイトナの定価

    商品名/型番 素材 ダイアル 定価
    コスモグラフ デイナ 116500LN ステンレススチール ブラック 1,609,300円
    コスモグラフ デイナ 116500LN ステンレススチール ホワイト 1,609,300円
    コスモグラフ デイナ 116515LN エバーローズゴールド ブラック 3,391,300円
    コスモグラフ デイナ 116518LN イエローゴールド シャンパン 3,240,600円
    コスモグラフ デイナ 116519LN ホワイトゴールド スチール 3,391,300円
    コスモグラフ デイトナ 116505 エバーローズゴールド ブラック 4,486,900円
    コスモグラフ デイナ 116509 ホワイトゴールド ブルー 4,486,900円
    コスモグラフ デイナ 116503G ステンレススチール×イエローゴールド ブラック/8Pダイヤ 2,214,300円
    コスモグラフ デイナ 116503 ステンレススチール×イエローゴールド ブラック 1,993,200円
    コスモグラフ デイナ 116508 イエローゴールド グリーン 4,172,300円
    コスモグラフ デイナ 116506 プラチナ アイスブルー 8,013,500円
    デイトナの定価は100万~から800万円台と幅広いのが特徴です。ステンレススチールは100万円台ですが、イエローゴールドは400万円台、プラチナは800万円台と素材の質と比例して高くなっています。

    歴代デイトナの種類と価格推移

    ロレックスの中でも突出して価値のあるモデルがデイトナです。歴代すべてのモデルがプレミア相場と目に見える価値を築いてきました。

    では、歴代のデイトナの種類と価格推移についてご紹介します。

    デイトナ 6263

    デイトナ6263は歴代デイトナの中で最も人気といわれており、1970年頃から製造された、第三世代にして手巻きクロノグラフ最終世代のモデルです。6263はプラスチックベゼルで、18年にも渡って製造されたデイトナ屈指のロングセラーとなっています。

    第二世代から大きくバージョンアップしており、ねじ込み式リューズを取り入れて50m防水のものとなりました。ムーブメントはバルジュー社製手巻きクロノグラフをもとに改良した「Cal.727」を搭載しています。

    デイトナ6263の当時の定価は267,000円。現在の価格と比較するととても安く見えますが、1976年ごろの平均初任給は9万円ほどであるため、かなり高い買い物です。

    過去5年間の価格推移を見ると2017年から大きな価格変動はありません。昔から絶大な人気を誇るモデルで「価格が500万円切ることはない」と言われています。現在は800万円台~1200万円を超える価格で、1970年代の定価を見るとおよそ30倍以上価格が上昇。状態のいい製品が少なくなっていることから、見つけ次第すぐに買っておくべき逸品とも言えるでしょう。

    デイトナ 6265

    デイトナ6265は1970年頃に製造され、先述のデイトナ6263と同じく第三世代で手巻きクロノグラフの最終世代です。6時位置インダイアル上には「DAYTONA」という文字がカーブに沿うように、大きめな文字サイズで記載されているため、「ビッグデイトナ」と呼ばれています。後に交換された文字盤は「DAYTONA」という文字が若干小さくなっているため、「スモールデイトナ」と呼ばれています。

    1970年代に製造されたものの中で、「DAYTONA」の表記がないものはレア仕様とされ、高値で取引されています。デイトナ6265は流通量が少ないわけではないため、希望の製品を探しやすいのもメリットです。

    製造された当時の定価はデイトナ6263と同様267,000円ほど。そして、過去5年間の価格は約600~900万円前後を推移しており、6263よりも少し安めとなっています。しかし、製造当時よりも約20~30倍価格が上昇しており、人気の高さがうかがえます。

    デイトナ 16520

    デイトナ16520は、1988年頃から11年間製造された第四世代で、今までの「手巻きクロノグラフ」から、ロレックス初の「自動巻きクロノグラフ」の製品です。ベゼルはメタルに統一され、文字盤カラーもブラック・ホワイトの二色となりました。風防はプラスチックからサファイアクリスタルガラスに変わり、100m防水に進化。

    また、ムーブメントにはゼニス社製「エルプリメロ Cal.400」をベースに、ロレックスが改良を加えたCal.4030を搭載していることが最大の特徴です。

    「エルプリメロ Cal.400」は36,000振動/時の超ハイビート設計が特徴的でした。しかし、パーツ消耗を考慮して振動数を28,800振動/時に低減。安定感に加え、精度の高い時計へと進化させました。

    当時の定価は51万円。前述の6265より時代は進んでいるものの、定価は約30万円アップしています。過去5年(2017~2021年)までの価格推移を見ると約220万~390万円ほど。2020年は新型コロナウイルスの影響により価格低下したものの、ここ5年で160万円ほど急激に上昇しました。

    かつては黒の文字盤が人気でしたが、現在は文字盤カラーによる大きな差はなく、年式や仕様の部分での差が顕著です。数万~数十万、中には数百万以上もの差があります。

    デイトナ 116520

    デイトナ116520は2000年頃に製造され「自社製クロノグラフムーブメントCal.4130」が搭載されて大きな話題となり、16年間製造されてきたロングセラーモデルです。Cal.4130を搭載したことで、大幅なスペックアップとなりました。パワーリザーブを従来の54時間から72時間へと延長され、耐磁性・耐衝撃性・メンテナンス性の強化も進んでいます。

    デイトナ 116520の当時の定価は80万8,500円。2000年代に入り、定価も100万円近くまで上昇してきました。過去5年間の推移を見ると、黒文字盤はおよそ160万~285万円。白文字盤は160万~283万円とカラーによる大きな差はなく、他のモデルに比べると値上がりは緩やかです。

    また価格が高くなりやすいのは基本的に年式が新しい個体です。デイトナ116520の2010年頃から後の製造品のシリアルは「ランダム番」となり、これが高値の要因ともなっています。デイトナ116520は長きに渡って人気があったことから、さまざまな仕様変更も行われてきました。「新型バックル」「ルーレット刻印」など、新しい仕様の高騰が目立っています。

    しかし、先述の16520より価格は安く、資金面での負担も軽くなるのがポイントです。

    デイトナ 116500LN

    デイトナ116500LNは2016年頃に製造され、モダナイズによって高い人気を集める現行モデルで第6世代にあたります。ムーブメントは先代から続く「Cal.4130」を使用。

    一番の特徴は、ベゼルがメタルからセラクロムに変わったことです。セラクロムは、セラミックをベースにロレックスが独自開発・特許取得した素材です。経年劣化や傷がつきにくい特性を持ち、デイトナにふさわしい独自の光沢感・高級感を演出しています。

    過去5年間の価格推移を見ると、黒文字盤はおよそ197万~346万円。白文字盤はおよそ208万~404万円となっています。これまで発売初年度から値上がりし続けることはありませんでしたが、製造初年度から相場が上昇。下がると言われ続けながらも価格上昇は止まりませんでした。2020~2021年にかけては「生産終了」の噂がながれたことにより一気に価格が上昇し、現在は400万円前後を推移しています。

    投資対象としてのロレックスデイトナの魅力

    これまでデイトナ新作製品の特徴や価格相場などをご紹介してきました。ロレックスの中でも最高峰の人気を誇ることから、どの製品も相場上昇が続いています。
    では、投資対象としてどのような魅力があるのかについて見ていきます。

    デイトナはロレックスの中でも投資向け

    デイトナはロレックスの中でも極めて人気が高いことから、他のモデルと比べて価格が高騰しやすくプレミア価格で相場が推移しています。また、デイトナは現行だけではなく、アンティークにもレアモデルがあります。

    そのレアモデルの1つは「デイトナ・ポールニューマン」です。デイトナでのアンティークモデルはいくつか存在しますが、中でもポールニューマンは圧倒的な人気。生産終了モデルであり特徴的なデザインでもあるため、500万~2,000万円以上で取引がされています。

    投資向けにデイトナを購入する際のポイント

    デイトナは価格が高騰しやすいモデルであることから、投資向きのモデルと言えます。人気も落ちることなく、これからも価格上昇は期待できるでしょう。

    では、デイトナを投資向けに購入する際のポイントをご紹介します。

    レアな特徴があるモデルを選ぶ

    デイトナは価格が高騰しやすいモデルですが、レアな特徴のある製品の場合は生産終了してから価格が高騰しやすい傾向です。そのため、生産終了モデルを購入する際はレアなモデルを選ぶのがおすすめ。

    例えば「116595RBOW」はベゼルが36個のバゲットカットサファイアがレインボーカラーのように配置されており、デザイン的にかなり珍しい製品です。

    人気YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン)が購入・動画で紹介したことでも話題になりました。このようなレア製品は生産数が少なく、入手も難しいことから希少価値は上がります。また、生産終了モデルやレア製品は為替の影響を受けにくく、一定の価値を維持するのもレアなモデルを選ぶ魅力です。

    コンディションで価格が大きく変動する

    個体を選ぶ際には「コンディション」も重視しなければいけません。詳しく言うと「コンディション」「オリジナリティ」「付属品の有無」の3点が大きく関わります。特に古いモデルであるほどコンディションが重要となり、取引価格が数十万~数百万円変わる可能性も。

    生産終了モデルで販売されてから長い年月が経過しているものであれば、コンディション次第でかなりの高値となるでしょう。ただし、一度使用するとコンディションは下がりやすく、回復することはありません。投資目的であれば使用を控え、コンディション維持に徹するべきです。

    投資目的で生産終了モデルを購入する場合は、レア仕様でかつコンディションの良いモデルを購入するとプラスになりやすいため、その部分を意識してみましょう。

    まとめ デイトナは投資対象として最適

    デイトナはロレックスの中でも誰もが憧れる人気が衰えないモデルで、種類別の魅力・価格相場・投資向けの選び方を紹介してきました。ロレックスデイトナの資産価値は上昇し続け、下落のタイミングがあったとしても、長い目でみれば希少価値が上がるため購入して損することはないでしょう

    デザインも複数存在し、素材も豊富のためお気に入りの1本を身に着けて楽しむことができます。なんといてもロレックス投資に最も適しているモデルであり、投資向けに失敗したくない方はぜひ購入を検討してみてください。
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