ポケモンカード投資の魅力とは|今からでも遅くないのか?

    2023.01.25

    2021年はポケモンカードが高騰した年と言われており、投資用の資産として注目されました。今でもSNSでは多くの「ポケカ投資家」が見られますが、ポケモンカード投資は今からでも利益につながるのでしょうか。

    今回はポケモンカード投資の魅力や始め方、リスクや注意点などを初心者向けに紹介します。

    ポケモンカードとは?

    ポケモンカードは、人気ゲーム「ポケットモンスター」をテーマにしたトレーディングカードです。カードにはイラストのほかキャラクター固有の技や強さが記されており、2人用対戦型ゲームとして楽しめます。
    2022年10月現在では1万5,000以上の種類があり、特にレアリティ(希少性)が高いものは高値で取引されています。1枚あたり1万円以上で取引されるケースも多く、2022年8月には有名YouTuberのヒカキン氏が5,000万円のカード(※)を購入したことで話題となりました。
    ※ヒカキン氏が5,000万円で購入した「かいりきリザードン」のカード

    ※ヒカキン氏が5,000万円で購入した「かいりきリザードン」のカード

    引用元: カードラッシュ|リザードン(かいりき)

    ポケモンカード投資は今からでも遅くない?

    情報やトレンドをキャッチアップしながら始めれば、今からでも遅くありません。ポケモンカードは2021年に高騰したものの、同年10月からは「ポケモンカードバブルが崩壊した」といわれています。原因は流通量の増加とされており、さまざまなカードの価格が下落してしまいました。

    しかし、2022年に入ってからは価値が2~3倍に増えたカードも多く見られます。現在でも高額カードのコレクターが世界中に存在するため、再び高騰する可能性も十分に考えられるでしょう。
    ※ヒカキン氏が5,000万円で購入した「かいりきリザードン」のカード

    ※2022年10月時点で80万円以上の値がつけられている「リーリエ(119/114)」のSRカード。2021年初頭には約10万円で取引されていた。

    引用元: ラッシュガード|〔状態S〕リーリエ【SR】{119/114}

    ※ヒカキン氏が5,000万円で購入した「かいりきリザードン」のカード

    ※2021年~2022年にかけて、取引価格が7~8倍に伸びた「アセロラ(056/049)」)のSRカード。2022年10月時点では35~40万円で取引されている。

    引用元: ラッシュガード|アセロラ【SR】{056/049}

    ただし、トレーディングカードは流通量によって希少性や取引価格が大きく変動します。取引市場はもちろん製造会社の動向にも左右されるため、投資を始める前にしっかりと情報収集と分析をしましょう。

    ポケモンカードと遊戯王カードの投資はどちらが主流?

    トレーディングカード投資の対象としては、「遊戯王カード」も世界的に注目されています。遊戯王カードは国内ゲームメーカーの『KONAMI』が発売するトレーディングカードであり、2022年10月時点では1万2,000以上のカードがあります。
    では、投資対象として考えたときに、ポケモンカードと遊戯王カードはどちらが主流なのでしょうか。まずは、主な違いを簡単に比較してみましょう。
    比較項目 ポケモンカード 遊戯王カード
    製造会社 株式会社ポケモン コナミグループ株式会社
    種類 1万5,846枚 1万2,033枚
    専門店
    ネット取引
    過去最高額 6億4,600万円 9億9,800万円
    レアカードの相場 数万円~300万円 数万円~100万円
    ※2022年10月時点
    ○ポケモンカード・遊戯王カードの過去最高額

    【ポケモンカード】
    第1位:ポケモンイラストレーター(約6億4,600万円)
    第2位:シャドーレス版のリザードン(約4億3,900万円)
    第3位:パックレス版のカメックス(約4,500万円)
    第4位:ポケモンスナップ ベストフォトコンテストの入賞プロモカード(約3,400万円)
    第5位:イシハラGX(約3,140万円)

    【遊戯王カード】
    第1位:カオス・ソルジャー(約9億9,800万円)
    第2位:青眼の究極竜(約4,500万円)
    第3位:伝説の白き龍(約280万円)
    第4位:デーモンの召喚(約250万円)
    第5位:星屑の巨人(約200万円)
    ※いずれも2022年時点で情報収集をしたデータ
    どちらのトレーディングカードも市場規模が大きく、国内には中古カードの専門ショップが点在しています。取引額の過去最高額は遊戯王カードの方が高いですが、ポケモンカードにも1枚あたり10万円を超えるカードが多く見られます。

    また、ポケモンは新作のゲームが数年おきに発売されており、売れ行き次第ではさらに注目される可能性があります。現状ではどちらのカードも流動性が高いので投資として成り立つでしょう。

    ポケモンカード投資の魅力やメリット

    ここからは、ポケモンカード投資に絞って解説をしていきます。まずは、ポケモンカード投資の魅力やメリットから見ていきましょう。

    1.資金が少なくても始められる

    公式のポケモンカードは、1パック数百円から販売されています。封入されているカードはランダムですが、運次第では少ない資金でレアカードを入手できます。

    また、2021年にポケモンカードバブルが崩壊した影響で、2022年に入ってからはレアカードの供給量が増えたといわれています。つまり、中古レアカードを購入できる機会も増えたので、ポケモンカード初心者にも投資のチャンスがあるでしょう。

    2.未開封のボックスやパックも投資対象になる

    ポケモンカードはレアリティの高いカードだけではなく、未開封のボックスやパックも投資対象になります。例えば、「ソード&シールド 拡張パック 一撃マスター BOX」は2021年に約5,000円で発売されましたが、2022年10月現在では8,000円~1万5,000円の値がつけられています。
    未開封のボックスやパックであれば、単体カードの価値を知らない人でも投資できます。ただし、常に販売されているものは価値が上がりにくいため、公式サイトで販売情報などをチェックしておきましょう。

    3.ゲームとしても楽しめる

    ポケモンカードはゲーム性が高く評価されており、世界中のプレイヤーが集まる公式大会(チャンピオンシップス)も開催されています。コレクションはもちろん対戦型ゲームとしても楽しめるので、ポケモンカード投資は趣味と投資を両立したい人にぴったりです。

    また、トレーディングゲームとして盛り上がれば、需要がさらに伸びることも考えられます。

    ポケモンカードの高騰例

    ポケモンカードは25周年を迎えており、すでに多くの高騰例があります。その中でも、2021年に注目された高騰例を3つ紹介しましょう。

    リーリエ(397/SM-P)

    公式イベントの「エクストラバトルの日」で配布された、レアリティとしてはプロモカード(※)にあたる1枚です。当イベントに参加する以外の入手方法がないため、2021年に入ってから取引価格が高騰しました。

    (※)プロモーション用に配布されたカードの総称
    過去には30万円以上で取引された事例があり、トレカ専門店では2022年10月時点で、状態が良いものには298万円の値がつけられています。

    マリィ(198/190)

    レアリティとしてはSR(スーパーレア)にあたる、拡張パックの「シールド」に収録されたカードです。当パックはすでに販売が終了しており、再販の予定もされていません。

    デザインの可愛さが話題となり、2019年12月に初登場してから取引価格を徐々に伸ばしています。
    発売当初は1パック165円でしたが(※ランダムに封入)、2022年10月現在では通販サイトなどで5万円以上の値がつけられています。

    ルチア(104/096)

    2018年6月に発売された、拡張パック「裂空のカリスマ」に収録されたSRカードです。発売当初から人気が高く、状態が良いものは30万円以上で取引されています。
    未開封の拡張パックも高額で取引されており、2018年~2022年10月にかけて10倍ほど価格が高騰しました。

    ポケモンカード投資の始め方

    SNSなどを見ると、すでに多くの人がポケモンカード投資を始めています。では、初心者の場合はどのような投資方法があるのでしょうか。ここからは、初心者におすすめの始め方を紹介します。

    ポケモンカードの購入時期

    ポケモンカード投資の始め方は、大きく以下の3つに分けられます。
    ○ポケモンカード投資の方法
    【1】開封したレアカードを売却する
    【2】未開封のボックスやパックを売却する
    【3】中古のレアカードを仕入れて、価格が上がってから売却する
    【1】【2】の方法で始める場合は、ボックスやパックの販売期間が購入のタイミングとなります。販売期間を過ぎると公式からは購入できなくなるため、目当てのボックスやパックを見つけたら販売スケジュールを早めにチェックしておきましょう。

    【3】の方法については、「安いときに買う・高くなったら売る」が投資の基本になります。専門店などが取引価格をまとめているため、インターネットや店舗で情報収集をしながら購入時期を判断しましょう。

    ポケモンカードの仕入先や売却先

    次は、ポケモンカードの主な仕入先や売却先を紹介します。
    ポケモンカードの仕入先 ポケモンカードの売却先
    ・公式ショップ(Pokemon Center ONLINE)
    ・取扱いのあるカードショップやおもちゃ屋
    ・ポケモンカード専門店
    ・通販サイトやネットオークション
    ・フリマアプリ
    ・専門の買取業者
    ・ネットオークション
    ・フリマアプリ
    販売中のボックスやパックについては、公式ショップやお近くの取扱店舗で購入できます。絶版となった商品や単体のレアカードを購入したい場合は、ポケモンカード専門店やオークション、フリマアプリなどを利用しましょう。

    ポケモンカードの売却方法にも3つの選択肢がありますが、同じ時期でも売却先によって取引価格は異なります。業者による違いもあるので、特に売却時はしっかりと情報収集と比較をすることが大切です。

    ポケモンカード投資のリスクや注意点

    ポケモンカード投資のリスクとしては、ボックスやパックの「再販」が挙げられます。

    販売が一度終了した商品であっても、製造会社の判断によっては同じ内容で再販されます。つまり、収録されたカードの流通量が増えるため、レアカードであっても取引価格が下落してしまいます。

    例えば、2021年に発売された拡張パック「イーブイヒーローズ」は、その人気の高さから2022年8月に再販されました。抽選販売ではありますが、以下のように一部のカードは取引価格が下落しています。
    ○「イーブイヒーローズ」の再販で下落したカード(※一部)
    ・ブラッキーVMAX:12万円→7万8,000円(2022年7月~2022年8月)
    ・ニンフィアVMAX:8万5,000円→5万円(2022年7月~2022年8月)
    ・グレイシアVMAX:5万5,000円→3万4,000円(2022年7月~2022年8月)
    (※上記はあくまで相場の推移)
    ポケモンカードの価格は流通量と需要によって決まるため、人気のカードでも暴落しないとは限りません。特に中古カード単体の投資はリスクが大きいので、不安な人は未開封ボックスまたはパックの投資から考えてみましょう。

    ポケモンカードは投資対象になるトレーディングカード

    ポケモンカードにはすでに多くの高騰例があり、未開封のパックやボックスも取引されています。世界中にコレクターやプレイヤーがいることを考えれば、今後も投資として十分に成り立つでしょう。

    ただし、ブームの終了や再販といったリスクもあるため、投資を始める場合は情報収集に力を入れることが大切です。
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